リモートワークのメリットやデメリット、注意点とは?|おすすめツールも紹介!

はじめてのリモートワークで不安なことはありませんか?
リモートワークにはメリットがある反面、デメリットもあります。とはいえ、リモートワークをうまく実践していくための注意点を守れば、はじめてのリモートワークでも会社の上司や同僚に評価して貰えるようになります。

この記事でわかるのは次の内容です。

  • リモートワークとは何か?
  • リモートワークのメリットとデメリット
  • リモートワークで評価されるために注意すべきこと
  • リモートワークのコミュニケーションや情報共有でよく使われるツール
  • リモートワークのタスクを効率的に実施するためのツール

はじめてのリモートワークでも上司や同僚に評価されるような働き方がわかりますので、参考にしてください。

リモートワークとは?

リモートワークとは会社の従業員が、遠隔でコミュニケーションを取ったり、情報を共有したりして社外で仕事を進める働き方です。

ここではリモートワークとテレワークの違いや、コロナ禍におけるリモートワークの推移をお伝えします。

リモートワークの概要をつかめますので、どうぞ参考にしてください。

リモートワークとテレワークの違いは?

リモートワークとテレワークには違いはありません。つまりリモートワークとテレワークの意味は、両方とも端的には「社外で仕事をすること」になります。

とはいえリモートワークはテレワークに比べると、チームで仕事に取り組むニュアンスが強いと言われています。

もしくは国や自治体ではテレワークで呼称が統一されていたり、リモートワークは民間で使われることが多かったりもします。

以上のような立場やニュアンスにおける使い分けはありますが、リモートワークとテレワークは同じ意味としてとらえても差支えありません。

次に、コロナ禍におけるリモートワークの定着率を見ていきましょう。

リモートワークは難しい?


出典:国土交通省

上記は2020年コロナ禍前後における企業のリモートワーク普及率グラフです。3月頃から流行しはじめたコロナウィルスの影響もあり、4~5月にかけて急激にリモートワークの普及率が延びていることが分かります。

ここで注目したいのは、6月になると普及率が会社の規模に関係なく落ち込んでいることです。これは、以下のことが考えられます。

リモートワークを導入しようとしたが導入に失敗した
リモートワークよりも、オフィスワークの方が効率が良かった

いずれにしても、企業がリモートワークを定着させるのは難しいようです。リモートワークを導入するには、社員一人ひとりの意識改革や企業の設備投資に時間やコストもかかることでしょう。

次にリモートワークの種類を見ていきましょう。

リモートワークやテレワークの他にもある|オフィス以外の働き方を紹介


リモートワークやテレワークは、次のような働き方を包括した言葉です。

  • 在宅勤務
  • モバイルワーク
  • サテライトオフィスで働く
  • クラウドソーシングを使って働く
  • ノマドワーク

それぞれ分かりやすく解説します。

在宅勤務

在宅勤務とは企業に雇用されている正社員が、自宅で働くことです。

リモートワークやテレワークは、在宅勤務を包括するような概念だと言われています。そのため、在宅勤務はテレワークやリモートワークの一種だともとらえることができます。

在宅勤務は1970年代から行われており、当時はオフィス以外で働くことを在宅勤務と呼んでいました。

モバイルワーク

モバイルワークも、リモートワークやテレワークの一種になります。

モバイルワークは在宅勤務よりも広い意味を持ち、自宅に限らずオフィス以外で働くことをモバイルワークと呼びます。

たとえばモバイルワークの働き方には、カフェやコワーキングスペース、図書館などで働くことが挙げられます。

サテライトオフィスで働く

サテライトオフィスとは、企業や団体の職場から離れた場所に設置されたオフィスのこと。

職場から遠く離れた所に住む従業員が、職場と同じように働けるようにするために設置された施設です。

つまりサテライトオフィスで働くことは、企業が準備した施設でリモートワークやテレワークをすることになります。

最近ではサテライトオフィスのあり方も次のように多様化しています。

複数社で共同運営しているサテライトオフィス
企業が設置した以外の施設であるシェアオフィスやコワーキングスペース
企業が障がい者を雇用する際に利用する職員付きのサテライトオフィス

サテライトオフィスが多様化する背景には、政府が推進する「働き方改革」の方針にもマッチしているからだとも考えられます。

クラウドソーシングを使って働く

クラウドソーシングを使った働き方は、自営型のリモートワークやテレワークだといえます。

つまり、クラウドソーシングで働く人は、企業が外注した仕事を請け負い、企業に雇われずに仕事を遂行していくことになります。

自営型ではありますが、クラウドソーシングは副業としても成り立つ働き方です。最近は、クラウドソーシングを通じて、副業から独立を果たす人も増えています。

クラウドソーシングを仲介するサービスも複数存在しており、中でも有名なのが「クラウドワーククス」や「ランサーズ」、「複業クラウド」といったサービスです。

ノマドワーク

ノマドワークは自分の好きな場所で働くリモートワークやテレワークだと言えます。

ノマド(nomade)とはフランス語で遊牧民といった意味を持ちます。言葉が意味する通りに、ノマドワーカーはパソコン1代でカフェや喫茶店、コワーキングスペースなど働く場所を選びません。

Wi-fi環境の整備も進んだことから、ノマドワーカーが働ける場所もますます広がっています。

リモートワークで得られる4つのメリット


リモートワークを実践することで得られるメリットは次の通りです。

  • 通勤時間がなくなる
  • リラックスして仕事ができる
  • 出費が減る
  • 家族との時間が増える

リモートワークを実施すると金銭的にも時間的にも余裕が生まれるため、毎日を過ごしやすくなります。

リモートワークの魅力を詳しく解説しますので、どうぞご覧ください。

通勤時間がなくなる

リモートワークで通勤時間を省けると、次のようなメリットがあります。

通勤時間がなくなることで時間に余裕ができる
通勤中の混雑のストレスがなくなる
通勤中のトラブルによる遅刻がなくなる

とくに注目したいのが、リモートワークをすることで、通勤時間がなくなることです。

国土交通省統計局が平成28年に実施した社会生活基本調査では、全国の通勤時間の平均は1時間19分だったことがわかりました。

最高は神奈川県の1時間45分で、最低は大分県の57分という結果です。

つまり、週休2日で1か月間を過ごすと、全国平均で26時間以上を通勤に費やしていることになります。

26時間もあれば、学習や趣味、家族サービスといった有意義なことに時間を割けます。

リラックスして仕事ができる

自宅だと職場にいるときに比べて、人間関係によるストレスを感じることなく、リラックスして仕事に取り組めます。

たとえば職場で働く場合、職場に苦手な人がいたり、上司とウマが合わなかったりすると大きなストレスを感じます。

一方で自宅にて働けると、自分の空間で人間関係のストレスを感じることなく仕事に取り組めるでしょう。

もともと人間関係が得意ではなく、一人で過ごしたい人にとってもリモートワークの環境はプラスに働きます。

出費が減る

職場で働くと昼食や仕事の付き合いによる外食費で、どうしても出費が膨らみがち。

自宅だと昼食を外で食べる必要もなくなり、職場の上司や同僚と飲みに行く機会も減らせるでしょう。

実際にリモートワークで減った支出の第1位が外食費だとする調査結果もあります。

出典:Biz Hits

リモートワークで減った収入として外食費をあげる人が2位を大きく引き離しています。

さらに4位や5位も、仕事上の付き合いや食費に関することです。

外食費の節約も、リモートワークのメリットの一つだといえるでしょう。

家族との時間が増える

職場で働いていたころは、家族と話す機会が少なかった人も、リモートワークで家族とのコミュニケーションの機会を増やせます。

また子育てや家事も、夫婦で協力して取り組みやすくもなることでしょう。

とはいえ、家族との時間が増えたことで気づまりを感じる人も存在します。家族との時間が増すと、デメリットになる場合もあるようです。

次は、リモートワークのデメリットをさらに詳しく見ていきましょう。

リモートワークで起こる5つのデメリット


ここでお伝えするリモートワークのデメリットは、次の通りです。

  • 運動不足になる
  • 仕事とプライベートがあいまいになる
  • 会社内のコミュニケーションが不足する
  • 情報の収集や報告が難しい
  • 能力重視や成果主義の傾向が強くなる

それぞれのデメリットを詳しく解説しますので、参考にしてください。

運動不足になる

リモートワークになると通勤の必要がなくなり、家からも出る機会が減ります。結果的に運動量が激減する場合もあります。

またリモートワーク中は座る時間も長くなるため、放っておくと健康を害することも。

厚生労働省が発表した資料によると、一日の座位行動の時間が長い人は、少ない人に比べて死亡リスクが最大1.4倍になることが報告されています。

座位行動とは座ったり、横になったりすることで、エネルギー消費量が少ない過ごし方です。

また運動の有無にかかわらず、座り過ぎは寿命が短くなるという報告もあります。

運動不足で体重が増えていないかも、一度チェックしてみるとよいでしょう。

仕事とプライベートがあいまいになる

リモートワークの場合、仕事とプライベート時間があいまいになるデメリットがあります。

たとえば、始業時間のギリギリまで寝ていたり、深夜まで仕事を頑張ったりする人もいることでしょう。

結果的に生活のリズムが整わず、体調を崩したり集中が長続きしなくなります。

仕事のパフォーマンス向上や健康のためにも、仕事とプライベートは区別したいところです。

会社内のコミュニケーションが不足する

リモートワークになると会社内の人と、顔を合わせる機会が減るため、コミュニケーションも不足しがちです。

企業研修プログラムのサイボウズが、リモートワークのコミュニケーションについて20~69歳3,087人を対象にアンケートが実施しました。

アンケートの調査結果は、次のグラフの通りです。

出典:サイボウズの企業研修プログラム

業務以外のことを話さない人が4割以上もいるのは、コミュニケーションが大きく不足している印象を受けます。

仕事上の挨拶や会話といった何気ないコミュニケーションは、意見の不一致による衝突や人間関係のトラブルを起こさないための潤滑剤としても働きます。

リモートワークだと従業員同士で顔を合わせる機会が少ないのですが、可能な限り業務連絡以外のコミュニケーションもとっていきたいものです。

情報の収集や報告が難しい

リモートワークは報告や連絡の手段が、すべてパソコンの画面上で行われます。そのため情報の収集や報告が難しい側面があります。

会社に出社すると、上司や部下、同僚の顔を見かけた際に、ちょっとした連絡事項を伝えられるでしょう。

しかしリモートワークでは職場の人間とコンタクトをとる場合、ミーティングの時間を作ったり、メールやチャットで文章を打ったりしなければなりません。

つまり、ついでの報告や連絡がしづらくなり、用を足すための手間が増えてしまうのです。

相手の顔が見えず手間取る分、意識的に報告や連絡、相談を心がけないと十分な情報共有をできなくなる可能性があります。

能力重視や成果主義の傾向が強くなる

リモートワークでは周りから働いている姿を見られないため、能力重視の傾向になる可能性があります。

たとえば、会社の上司が近くにいる職場環境だと、仕事に対する姿勢を見てもらうことで評価されることもあるでしょう。

一方でリモートワークでは、上司も部下の姿を見る機会が減るため、表から分かるような仕事に対する姿勢や熱意が見えづらくなります。

結果的に評価の基準が、仕事の成果物や成績に偏る可能性があるのです。

リモートワークは成果主義の傾向が強くなることを意識して、仕事に取り組んだほうがよいでしょう。

リモートワークでも評価されるために注意すべきこと

リモートワークで評価されるために注意すべきことは次の通りです。

  • 目標を決めて仕事をする
  • スケジュール管理に気を配る
  • 服を着替えて仕事環境を整える
  • 運動をする
  • 報連相を徹底する
  • 情報の取扱いに注意を払う

ここでは前項のリモートワークのデメリットを受けて、職場で評価されるにはどうすれば良いかをお伝えします。

リモートワークで評価されるような働き方をしたい場合は、参考にしてください。

目標を決めて仕事をする

成果を出すためにも、まずは目標を決めて仕事をしましょう。

なぜなら、リモートワークの場合、職場で働く時以上に、成果を出すことを求められるからです。

成果を出すとは、現状と目標を近づけることです。

そのため、目標がはっきりしていないと成果を出すことも難しくなります。

まずは1か月の目標を決めて、そこから逆算しましょう。

たとえば1か月で100万円の売り上げ目標を決めたら、100万円を20日で割って1日の目標を立てるとよいでしょう。

もしくは中長期のプログラムに携わる場合は、完了までに必要な細かなタスクを作って、1日にどこまでタスクを終わらせるかを明確にするとよいです。

成果を出すには、1日で何をしたのか?をはっきりさせることが大切です。

スケジュール管理に気を配る

時間を守るのは評価を受けるための基本なので、スケジュール管理には気を配りましょう。

たとえばプレゼン資料の提出は早めに行い、Web会議には10分前には席につくようにしましょう。

リモートワーク中は一人なので、周囲に訪ねながら予定を決めることができません。

常にスケジュール管理は自分で行うことを意識して、予定には遅れないようにしてください。

リモートワーク中はパソコン上で扱えるような、スケジュール管理用のITツールを使うようにするのもオススメです。

服を着替えて仕事環境を整える


仕事とプライベートを区別するために、仕事用の服装に着替えたり、リモートワーク用の部屋を作ったりするとよいです。

着替えて仕事モードになると、Web会議中も好感が持てる外見になれるでしょう。

リモートワーク用の服装は、少し気持ちが引き締まるようなジャケットや襟付きのシャツを来てみるのもオススメ。

さらにリモートワーク用の部屋があると、集中力が上がり仕事のパフォーマンス向上にも役立ちます。

見た目の好感と集中力で、仕事の評価や成果も上がりやすくなります。

運動をする

健康を害しては仕事ができなくなるため、適度に運動して健康には気を配りましょう。

デスクワークは体が凝り固まって血行が悪くなったり、関節の柔軟性がなくなったりして、肩こりや腰痛になることが多いです。

リモートワークの合間に体を動かして血行を促進し、ストレッチで筋肉を柔軟にして、肩こりや腰痛を予防しましょう。

最近ではリモートで指導してくれるパーソナルトレーナーや、フィットネス系のYouTubeチャンネルも充実しています。

自分ではなかなか運動をはじめられない場合は、うまく利用してみてはいかがでしょうか。

報連相を徹底する


チャットツールやミーティングツールでこまめに上司や先輩、同僚に業務報告をしましょう。

報告や連絡、相談は仕事ではとても大切なことです。
とはいえリモートワークになると相手との距離も離れてしまうため、疎かになりがち。

そこで、おすすめなのが15分程度で終わらせる朝のミーティング「朝会」です。

少人数で行う朝礼のようなもので、全員が「昨日やったこと」「今日やること」「仕事上の問題点」を簡潔に伝えるのが目的です。

まだ会社内で実施されてなかったら、思い切って「朝会」を提案してみてはいかがでしょうか。

情報の取扱いに注意を払う

リモートワークでは会社情報の取り扱いには十分に注意をしましょう。

たとえば、Webミーティングはカフェといった他人の目が触れるところを避けたり、パソコンや通信設備のセキュリティチェックをしたりするのも大切です。

会社情報が外部に漏れてしまうと、個人的な評価だけでなく、会社の信頼も損なわれます。

情報漏洩には十分に注意して、リモートワークを実践してください。

リモートワークの情報共有で使われる主なツール5選

リモートワークで使えるコミュニケーションツールや情報共有ツール
をご紹介します。リモートワークを実践している会社では使われることが多いツールなので、チェックしてみてください。

Web会議

Web会議とはパソコンの画面で相手の顔を見ながら対面で話せるツール。リモートワークでは、仕事の進捗や課題を話し合うためにWeb会議ツールが必要です。

1対1の小規模ミーティングから多人数のWEB会議まで、用途に合わせて利用できます。

無料で使えるため、会社の上司や同僚との飲み会といったコミュニケーションツールとしても使えます。

おすすめツール メリット
Zoom バーチャル背景機能があるため、部屋を見せたくないときにもWeb会議に参加しやすい
Microsoft Teams 高度な情報キュリティ機能が備えられており、情報漏洩を防ぐことができる
Google Meet 他のGoolgeツールとの連携がしやすいため、Googleドライブやカレンダー、ジャムボードなどと一緒に使うとリモートワークがしやすい
Skype Meet Now サインアップやダウンロード不要なので、誰でも気軽に使える

ビジネスチャット

ビジネスチャットとはリモートワークのときに、情報を文章で共有できるツールです。

会話形式でやり取りができるだけではなく次のような機能あります。

タスクを追加したり消したりして管理できる機能
メッセージをブックマークする機能
チームや部署、プロジェクトのためのグループチャットを作成する機能

メールのやり取りだけでは、確認と返信に時間がかかります。

リモートワークの場合、文章のやり取りが増えるので、メールにかける時間を抑えることが大切です。そこでビジネスチャットを使って、スピード感のあるやり取りが必要なのです。

おすすめツール メリットや特徴
Chatwork 使っている人が多いので、アカウントで繋がるのに手間がかからない。
Slack 共有できるファイルが豊富で、連携できるITツールも多い。
LINE WORKS LINEを使い慣れている人は、操作を覚えやすい。
Microsoft Teams WordやExcelなどのMicrosoftのOffice製品と連携させやすい。

ホワイトボード


リモートワーク用のホワイトボードは、PC画面上で画像やテキストを共有して、説明を分かりやすくするのに使われます。

双方向で情報のやり取りをして、共同作業を行いたい場合にも必要なツールになります。

たとえば、アイデアを出し合うようなブレインストーミングと言われる会議で使うと便利です。Web会議の参加者が、PC画面上に自分のアイデアを書いた付箋を貼り付けられます。

おすすめツール メリットや特徴
Miro 豊富なテンプレートが準備されているので、Web会議の内容に合わせて使いやすいホワイトボードを選択できる。
Mural 投票機能やタイマーが付いているのが特徴。会議で多数決を取ったり、プレゼンに時間制限を設けたりするのに便利。
Google Jamboard Googleのクラウドサービスと連携させやすいのが特徴。ホワイトボード上でGoogleドキュメントやスプレッドシートを共有できる。
Microsoft Whiteboard WordやPowerpointなどのMicrosoftOffice製品をホワイトボード上に表示可能。Teamsと一緒に使うなど、Office製品との連携がおすすめ。

プロジェクト管理ツール

プロジェクト管理ツールはガントチャートやカンバンを使って、プロジェクト内のタスクやスケジュールを管理するためのツール。

ガントチャートとはタスク管理を行う工程表のことです。もう一方のカンバンとは、タスクの進行状況をグループ分けして、分かりやすく管理するためのツールです。

プロジェクト管理ツールの多くはガントチャートやカンバンの機能もしくは類似の機能を備えています。

そのため、リモートワークでも複雑なタスクやスケジュール管理を行えるのです。

リモートワークで業務のスケジュールや進捗を共有するためには、必須のツールだと言えるでしょう。

おすすめツール メリットや特徴
Asana Asanaの特徴はルーティン作業を自動化できること。たとえば決まった作業工程をテンプレート化して、いろいろな業務で使いまわすことが可能。
Redmine オープンソフトウェアと言われる製品で、すべて無料で使えるのが特徴。有料だと、MyRedimeLycheeRedmineといったさらに多機能で使いやすい製品も。
jooto Jootoはシンプルで誰にでも使いやすいのが特徴。プロジェクト管理ツールを使ったことがなくても、直感的に使える。
Wrike Wrikeは特定のタスクに要した時間を集計して分析できるのが特徴。タスクにかかる時間を分析して、作業を効率化するのに役立つ。

クラウドストレージ

クラウドストレージとは、インターネット上にデータを保存をできる共有スペース。情報を社員間で素早く共有するのに便利です。

クラウドストレージ内のファイル変更は、リアルタイムに反映されるので、リモートワーク中も常に新しい情報を共有して仕事ができます。

クラウドストレージを使わないと、ファイルを送るときにメールを添付する手間と時間がかかります。

リモートワークで迅速に情報共有するためにも、必須のツールだと言えるでしょう。

おすすめツール メリットや特徴
Dropbox Dropboxはパソコンに同期が可能。同期すると通常のパソコンと同じようにファイルを開いたり、保存できたりして使いやすい。
Google Drive Googleを使う機会が多い人には便利。ファイルのアクセスを制限して、共有相手を限定することも可能。
Microsoft OneDrive MIcrosoft365に契約すると、1TBの大容量ストレージを使えるのが特徴。Microsoft製品と一緒に使いやすい。
box boxのメリットはセキュリティが高いこと。たとえば7段階でファイルへのアクセス制限を設定できる。

リモートワークのタスクを効率的に行うためのツール5選

能力重視のリモートワークで評価されるためには、タスク管理を効率化して成果を出すことが大切です。
ここでは、タスク管理効率化のためのツールを紹介しますので、参考にしてください。

Todo管理ツール

紙面上で作る「やるべきことリスト」をデジタル化したものです。基本操作は、やるべきことを記入して、完了したらチェックを入れたり、消したりします。できる限りシンプルなツールを選ぶことおすすめします。

まずは、Googleスケジュールの中にあるGoogle ToDoを使ってみてはいかがでしょうか。

定型文コピペツール

メールやチャットで使うための定型文を保存しておけるツールです。リモートワーク中は、文章をPCで打つ機会が増えます。

そこで、いつでも定型文を取り出せるようにしておくと、時間の節約ができます。まずは、Clipyを使ってみるのがおすすめです。コピペ機能をそのまま使えるので、複雑な操作も必要ありません。

マインドマップ

アイデアを出して、関連性を紐づけるのに便利なツールです。Web会議の共有画面で、上司や同僚に自分のアイデアを説明する際にも重宝します。

もっとも使われているのはXmindですが、MindMeisterもシンプルで使いやすくてオススメです。両社ともまずは無料で使えるので、一度試してみてはいかがでしょうか。MindMeisterだとパソコンにダウンロードせずに、すぐに使えます。

時間管理

ここで紹介する時間管理ツールとはスケジュール管理ではなく、一つのタスクにどれだけ時間をかけているのかを把握すためのツールです。

会社員だと自分の業務効率化のための分析ツールとして使え、フリーランスのリモートワーカーだと、自分の仕事を時給換算するのにも役立ちます。

Togglというツールが使い勝手がよくメジャーなので、おすすめです。

プロジェクト管理ツールでも時間管理をできるのですが、機能が多くて管理に手間がかかる側面があります。一方でToggleはシンプルなので、使い勝手が良いと感じる方も多いことでしょう。

メモ書き

アナログだけど、サッとメモ書きするのもおすすめです。パソコン作業中はメモのために別画面を開きたくはないもの。後から記録しようと思って、忘れる可能性もあります。

リモートワーク中も、ペンでメモ書きできる紙を置くのをオススメします。なぜなら、急な連絡がチャットやWeb会議で舞い込んだときに、手元にメモがあると、すぐに書けて忘れないからです。

オススメのメモ帳はポストイットです。ポストイットに予定や注意事項を書いてパソコンの端に貼っておけば、大切なことを忘れるのを予防できます。

リモートワークの注意点やデメリットを補い、評価される働き方をしよう

リモートワークには4つのメリットと5つのデメリットがあり、評価を高めるために注意すべきことは次の通りです。

  • 目標を決めて仕事をする
  • スケジュール管理に気を配る
  • 服を着替えて仕事環境を整える
  • 運動をする
  • 報連相を徹底する
  • 情報の取扱いに注意を払う

以上に注意してリモートワークに取り組めば、上司や同僚からも評価されるような働き方ができるでしょう。

さらに、リモートワークの情報共有に役立つツールやタスクを効率化できるツールを使い、デメリットを補って評価される働き方を実践してください。

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