今回は、就労移行支援事業所の事業所数って何ヶ所くらいあるの？をテーマに、全体の数の推移や、東京都の現在の事業所数をご紹介します。

就労移行支援事業所は、2006年（平成18年）に障害者自立支援法が施行され新たにできた障害福祉サービスです。

就労移行支援事業ができてから、約17年が経ちます。
こちらが事業所数の推移のグラフです。

 

 

出典：「厚生労働省　社会福祉施設等調査」をもとに作成

2018年時点の3503ヵ所をピークにその後は減少傾向にあり、2021年に少し増えていますね。

障害福祉サービスは、3年ごとに大きな改定が行われます。
2017年までは、過去2年間で就労実績がないと減算でしたが、2018年（平成30年）からは、就労して6ヶ月定着した人数の割合で報酬が決まる体系になりました。

次に、東京都の現在の就労移行支援事業所の数をご紹介します。

東京都全体では352ヵ所、23区に絞ると244ヶ所です。
区ごとの事業所数も多い区から順にご紹介します。

 

 

出典：「東京都福祉保健局　東京都障害者サービス情報」をもとに作成

こんな感じです。
シャイニー錦糸町がある墨田区は8ヶ所の就労移行支援事業所があります。
皆さんのお住まいの区はいかがですか。

事業所を選ぶ時は

・自宅から近い場所
・通勤の訓練で少し遠い場所
・やりたいことができる
・実績がある
・良いと思えるスタッフがいる

など、基準は人によって様々だと思いますが、たくさん事業所があると迷ってしまいますよね。

シャイニー錦糸町を見学される方にもご案内しているのですが、事業所を選ぶ際は必ずいくつか見学することをおすすめします。
必ず雰囲気や感じることは事業所によって違うと思いますので、1ヶ所目が良くても、比較するため、自分に合う事業所を見つけるために複数の事業所を見るのがよいと思います。
例えば、規模的に大手の事業所、中くらいの事業所、小さめの事業所をそれぞれ一つずつ見てみるのも良いかもしれません。
シャイニーはこの中で言うと小さめの事業所ですね。

就労移行支援事業所は基本的に2年間の利用期限があります。2年間は思うほど長くはないので、慎重に選んでいただければと思います。